パソコンケース交換の注意点

パソコンケースは形もサイズも様々で個性の強い製品も多々あります。その中でもゲーミング向けのパソコンケースは見た目を重視する傾向にあり「見せる」ためのパソコンケースも注目されています。今回はパソコンケースを交換するときの注意点をご紹介します。

パソコンケースの価格は静音化やメンテナンス性に直結

低価格なパソコンケースは動作音やファンの振動を押さえる機構が少なく、静音化を目指す際は避けなければなりません。また重量5kg以下のパソコンケースも共振しやすく、重ければ重いほど良いとされています。上位モデルのパソコンケース製品の中には20kgを超えるものも存在します。また上位モデルはシャドウベイの取り返しや内部レイアウト変更ができる製品が多く、廃熱や配線だけでなくエアフローをユーザー好みに調整できます。

空冷CPUクーラーならサイドファンが設置できるケースを選ぶ

パソコンケースのサイドパネルにファン取り付け穴が付いているものはサイドファン対応ケースです。CPUクーラーが空冷式の場合、近くに吸気ファンがあるとより高い冷却性能を得ることが出来るため大型のサイドファンが取り付けられるケースを選びましょう。無理矢理既製品に穴を開けることも出来ますが、サイドファンを取り付けるだけのスペースがないことやサイドファンの電源コードが隙間に挟まってショートする危険を伴うためお勧めしません。

簡易水冷を使う際はラジエーターの固定位置をチェック

ラジエーターは2本のパイプで水枕へつながっているため取り回しできるかサイズや製品レビューを検索して下調べします。またラジエーターにホコリがたまると冷却性能が落ちるため、ラジエーターを吸気で固定する場合はホコリの侵入を防ぐフィルターの有無と着脱してフィルター掃除出来るかチェックします。逆に排気で使用する場合は通気口の編み目が細かく気流を妨げないケースを選びましょう。見た目は悪くなりますが、編み目部分を切除する方法もあります。

アクリル板を使っているサイドパネルは安易に拭き掃除しない

ゲーミングPC向けにパソコンパーツをあえて見せるためサイドパネルに透明アクリル板を採用しているケースが多く販売されています。おすすめのデスクトップゲーミングPCを見ると、確かに2019年になってアクリルパネルやガラスパネルに変更可能なパソコンケースが増えてました。しかしアクリル板は静電気が発生しやすく、安易に拭き掃除をすると逆に静電気でホコリを集め、アクリル板が黒く汚れる静電気汚れの元になります。もし汚れてきた際は帯電防止スプレーを準備してから使い捨て液晶クリーナー等の濡れた布で拭き上げ、自然乾燥させた後に帯電防止スプレーを使用しましょう。上位モデルのパソコンケースに採用されている強化ガラスタイプのサイドパネルならこのようなメンテナンスは不要です。

組み込み時は基本構成だけで動作確認してからすべてのパーツを組み込む

パソコン組み立ての基本ではありますが、一気にすべてのパーツを取り付けて万が一正常起動できないと分解して原因を探さねばなりません。セオリー通り必要最低限のパーツだけを組み込んで動作確認を済ませてから他のパーツを組み込むとスムーズに組み立てが終わります。

まとめ

パソコンケースは他のパソコンパーツと比べて消耗しないため用途が合えばとても長く付き合うことができます。それ故にメンテナンス性や静音性は非常に重要ですので、せっかく購入するなら上位モデルへのアップグレードを検討しましょう。